プロジェクト紹介 Project introduction
ヘチマ革命!石鹸とたわしが湖を変える!
- チーム名「Lake Biwa Protectors」
- ◎学校名/団体名「同志社国際学院初等部/ 5年 ミネルバ大学/ 1年」
◎メンバー名「片岡星七、廣江七海」
「琵琶湖を守る、へちまから。」 ― Lake Biwa Protectorsの挑戦
こんにちは!Lake Biwa Protectorsです。
滋賀県にある琵琶湖は、日本最大の湖です。そんな大切な湖が、今、水質汚染という深刻な問題に直面しています。毎年夏になると異臭が発生し、周辺の暮らしにも影響が出ているほど。その大きな原因が、実は私たちの家庭から出る排水なのです。
私たちは、こうした問題に対して「へちまたわし」と「自家製石鹸」の普及でアプローチしています。へちまたわしはプラスチックスポンジの代替品になり、マイクロプラスチックの流出を防ぎます。自家製石鹸はリンや窒素を含まないため、富栄養化の防止に役立ちます。
でも、滋賀県民全員が1つずつたわしを使うと、なんと約120万本のへちまが必要になります。ではどうやって栽培を広めるか?

へちまでつながる、地域とびわ湖― 市民の手で育てる120万本プロジェクト
約120万本のへちまを栽培するための答えが、「へちまっこコンテスト」です。
ブランチ大津京さんのご協力のもと、栽培・普及・地域交流を兼ねたこのプロジェクトを立ち上げました。まずは3月のイベントで参加者を募集。クイズや体験ブースを用意し、約300名の来場者のうち40組が応募してくださいました。へちまたわしと石鹸の「使い方マニュアル」も作成&配布し、たくさんの方に興味を持っていただきました。
4月には苗植えのイベントを開催。その後、へちまは順調に育っており、花や実がついているものもあります。また、へちまカーテンが室外機の直射日光を防ぎ、冷房の省エネになるのでは?という仮説のもと、実験も始めました。
びわ湖から世界へ、小さな一歩を未来につなげて
次回は受粉や石鹸作り体験を行い、11月には地域全体を巻き込んだコンテスト本番を予定しています。
さらにこの活動は、今年7月にオーストラリアで開かれる第20回世界湖沼会議にて、青年代表として発表する事が決定しました。私たちの想いを、琵琶湖から世界へ届けます。
私たちはこれからも、地域と共に楽しみながら環境に向き合っていきます。
小さな行動が未来を変える。あなたも、ぜひ一緒に参加してみませんか?