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プロジェクト紹介 Project introduction

小さな侵略者!? マイクロファイバーによる海洋汚染 ー今、私たちにできることー

チーム名「倉工テキスタイル工学科マイクロファイバー研究チーム」
◎学校名/団体名「岡山県立倉敷工業高等学校」
◎メンバー名「安原 なつみ、渡谷 結衣」

活動の背景・目的

私たちはデニムや帆布で有名な岡山県倉敷市にある岡山県立倉敷工業高等学校のテキスタイル工学科に所属し、繊維について専門的に学んでいます。地域の特性や学科の専門性を生かして研究に取り組みたいと考えていたところ、パタゴニア社がホームページにアップされていた洗濯排水の中のマイクロファイバーによる海洋汚染についての記事を見て、私たちの地域にある美しい瀬戸内海を守りたいと考えて、この活動に取り組み始めました。

活動の背景・目的

具体的な取り組み

木綿等の天然繊維も海洋汚染の原因になることを事前の調査で知ったため、まず、倉敷の特産品である帆布とデニムを洗濯機で洗濯し、排水に含まれるマイクロファイバーをフィルターで採取し、乾燥後質量を計りました。この実験から、平織りの帆布はマイクロファイバーが放出されにくいが、綾織りのデニムからは放出されることが分かりました。また、得られたマイクロファイバーは藍色だったため、デニムの経糸に起因すると考えて、糸の撚りの向きとデニムの綾目の向きによる放出量の違いを調べました。そして、その結果や生地の構造から、マイクロファイバーが放出される仕組みを考察しました。さらに、得られた成果をパタゴニア社と共有しました。

今後の展望

倉工には紡績機やデニム織機があるので、私たちで右向きと左向きに撚った経糸を使い、右綾と左綾のデニムを織って、4パターンでマイクロファイバーの放出量の違いや生地のしなやかさ、製品への加工のしやすさ等について調べたいと考えています。また、繊維加工業者の方をはじめとした、地域の方々に私たちの研究を知ってもらい、未来の美しい瀬戸内海に向けて、どんなことができるか、一緒に考えさせていただきたいと思っています。