Green Blue Education

プロジェクト紹介 Project introduction

人に優しく、地球にやさしく

チーム名「福井県立福井商業高校JRC部」
◎学校名/団体名「福井県立福井商業高校」
◎メンバー名「 山内裕美、木村奏太、野坂大駕、山内咲楽、大久保由香哩、堀川千結、脇本要、他 要」

やさしさをかたちに ― 命と環境を守る取り組み ―

私たち福井商業高校JRC(青少年赤十字)部は、「人に優しく、地球にやさしく」という活動目標を掲げ、環境活動と困っている人への支援活動を行っています。
人への支援活動としては、献血や献血の呼びかけやこどもホスピス講演会開催など病気の方のため、点字を使った触る新幹線福井駅地図づくり等の情報提供や災害弱者とならないような防災講習会や心肺蘇生講習会、そしてゆるゆるスマホ講習会など高齢者のデジタル支援活動を行っています。

やさしさをかたちに ― 命と環境を守る取り組み ―

この海を未来へつなぐために

また環境を守るため、地元の街や川の清掃を月1~2回行っています。今年は初めて、学校周辺の川から海までの約20キロ以上にわたり、川のごみの状態を調べました。
その他、学校から電車で約1時間の所にある福井県坂井市の三国サンセットビーチで年に約15回の清掃を行っています。海が荒れて漂着ごみのたまる毎年12月には南側50m四方で漂着ごみ調査(11月末に清掃後、1月間にたまるごみ調査)も行っており、ごみが多い時には毎週清掃に行くこともあります。ごみ調査のまとめを見ると、プラスチックごみが9割を超えおり、①回収したペットボトルの約8割にはラベルがついていないため、ラベルレスペットボトルや小さなラベルのペットボトルの利用、マイボトルの推進、リサイクルの必要性と、②ポリ袋は劣化していると回収しにくく、風に飛ばされやすいことから、新聞紙袋を作り、毎週100枚ずつデパートなど3店に提供しています。
しかし私たちを一番驚かせたのは、海岸の浸食です。南側では50mあった砂浜は約30mになっていました。
このような状況をイベントや公民館で開催しているワークショップでお伝えしていると、参加者が海岸清掃に参加してくれるようになってきました。しかし児童館で開いたワークショップでは、真剣にごみ問題に向き合ってくれる子ども達や街清掃をしていると一緒にごみ拾いをしてくれる子ども達が大人になる頃、砂浜は残っているのだろうか? と、心配になります。

心を癒してくれる場所「海」と人をつなぐ

私たちにとって海は、食に多くの幸をもたらすだけでなく、レジャーに訪れる人も多く、心を癒やしてくれる場所でもあります。そんな大切な財産をつなぐために、私たちは、これからも街や川、そして海にごみを捨てないで欲しいとこれからも訴え続けようと思います。「地球に優しく」できるのは、「人の優しさ」です。心に訴えられる機会を大切にしていきたいと思います。