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プロジェクト紹介 Project introduction

これぞ持続可能な環境保全の理想形~尾瀬の水芭蕉プロジェクト~

チーム名「群馬県立尾瀬高等学校 自然環境科」
◎学校名/団体名「群馬県立尾瀬高等学校/自然環境科、2学年」
◎メンバー名 「杉木 和明/高橋拓真/藤井佑貴/山田陸」

尾瀬の水芭蕉が危機的状況に

世界的な地球温暖化と気候変動が、日本各地に影響を及ぼしています。それは尾瀬においても例外ではなく、冬場の雪の減少がニホンジカの春先の尾瀬への越境を容易にした結果、水芭蕉をはじめとする尾瀬の高山植物への食害をもたらしました。かつては2万本の水芭蕉が咲き誇り、尾瀬の玄関口の一つとしてわたしたちを迎えてくれた大清水湿原も、現在ではその1/20と水芭蕉が激減。危機的状況に陥ってしまいました。

尾瀬の水芭蕉が危機的状況に

「尾瀬の水芭蕉プロジェクト」発足の経緯

このような状況に対して、何かできることは無いのか。数年ぶりに尾瀬を訪れ現状を目の当たりにした永井酒造(株)社長・永井則吉は、持続的な尾瀬の自然環境保護への取り組みを模索するなかで、一つの答えを見つけました。それが「尾瀬の水芭蕉プロジェクト」なのです。

2030年に向けた再生目標

2030年までに2万本の水芭蕉を咲かせたいです。