Green Blue Education

プロジェクト紹介 Project introduction

美しいサンゴ礁をいつまでも!~3つの循環による新たな世界の創造~

チーム名「玉川学園サンゴ研究部」」
◎学校名/団体名「玉川学園サンゴ研究部 中学3年生・高校1年生」
◎メンバー名 「今井航/萩野 花梨/吉住 実咲/吉野 凛月/和田 ひなた」

あの日の「なぜ?」が、私たちを動かし続ける

私たち玉川学園サンゴ研究部は、サンゴの保全を中心に据え、中高生約50名で活動を行っています。サンゴの白化現象が深刻化している今、自分たちにできることを模索しながら、日々積極的に取り組んでいます。当部は、2011年に当時小学6年生だった児童が自然環境について学んだことをきっかけに発足しました。それ以来、数々の失敗と試行錯誤を重ねながら、サンゴの移植活動を継続してきました。現在は、部員の関心や得意分野に応じて「移植班」「研究班」「広報班」の3つの班に分かれて活動しています。

あの日の「なぜ?」が、私たちを動かし続ける

移植、研究、発信〜50人50色の才能で、サンゴを救う〜

移植班では、サンゴの移植作業をはじめ、そのために必要な土台やカバーを3Dプリンターで作成しています。移植作業は毎年、沖縄県伊江島で実施しており、地元の漁業協同組合の方々と協力しながら、より効果的な方法を探求しています。研究班では、サンゴおよびその周囲の生物や環境についての研究を行っています。大学の先生方から専門的な指導を受け、科学的知識や研究手法を学びながら理解を深めています。広報班は、講演会の開催やホームページ、Instagramなどを活用した情報発信を担当しています。また、サンゴについてあまり知らない方にも興味を持ってもらえるよう、白化したサンゴを用いたコーヒーの販売などの取り組みも行っています。

好きだから、本気〜資金も自分たちでつくる、次の挑戦へ〜

今後は、活動に必要な資金を自分たちでまかない、より自立した運営を目指しています。その一環として、レジン作品や缶バッジ、白化したサンゴのアロマ商品の製作・販売を検討中です。私たちの活動が、サンゴの未来を守る一助となることを願い、今後もより一層の発展を目指して取り組んでいきます。